ねまき〈岡山県産綾織・通年〉

みんふ
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みんふ ねまき

育てるねまき
はじめに生地あり

『みんふ』は、これまで布の産地に関わる仕事をしてきたイワサキケイコさんによる、味わい深い「布」にフォーカスしたメーカー。

どうして『ねまき』なのか。
この『ねまき』は、イワサキさんが「八重蔵さんの綾織」と親しみを込めて呼ぶ布からなる。その名の通り、石井八重蔵さんという方がつくる綾織のことで、着るほどに、洗うほどに、「くたぁぁ〜〜」とコシが抜け、柔らかくしなやかになる。その変化たるや、これほど“育つ”のがわかる布はないんじゃないかと思うほど。
がしがし洗われてこそ布の持ち味がわかる、だから『ねまき』なのだ。

まず数回洗ったくらいから、体にくったりと沿うようなしなやかさになり、表面もふんわり柔らかくなってくる。包まれるのが待ち遠しい、もうこれ以外では寝たくないとさえ思える。それでいて密度があり丈夫なため、気持ちのいい旬が長い。擦り切れきるまで何年着られるんだろうと楽しみになる。

この布のいったい何が違うんだろう。
一言に綾織と言っても、そこには無限の組み合わせと取捨選択がある。布を織ったことのない私が想像できることは、八重蔵さんがその中で最善を重ねているのだろうということだけだ。
イワサキさんに話を聞くと、工場を訪れるたびに驚きの事実が発覚するらしい。無農薬の綿であるとか、糊付けを全くせずに布を織るだとか、防腐剤を添加しないだとか。でも繊維業に関わりがないと、それがどれだけ常識外なのかイマイチピンとこない。
書きながらふと思ったのは、素材を殺さないということ。無農薬綿の持ち味を殺さないように布にする、ということだろうか。
イワサキさんのノートの対談記事が詳しいのでぜひ読んでみてください)

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実直な生地を、実直なねまきに

生地が『無農薬綿の素材を殺さないように織られた』とするならば、イワサキさんのしごとは『その生地を殺さないようねまきにする』ことだろう。
私はひとつ前のプロトタイプをいただいてから1年半、ねまきを着つつそわそわと見守りつつ、その苦労をほんの少し垣間見た。

私たちが目にするいわゆる『生地』は、八重蔵さんのような機屋が織った『原反』を『整理加工』して扱いやすくしたものだ。得たい特徴によって、精錬や染色、熱で圧縮したりと様々な工程を経て加工されはじめて生地になる。
イワサキさんは、八重蔵さんの生地を活かすも殺すも加工次第と知っているから、織り上げっぱなしの原反を直接仕入れ、何が不要で何が必要か慎重に選んできた。
風合いを損なう加工を避け、色も潔く生成りとなった。この色をイワサキさんは『素色(そしょく)』と名づけた。まさに綿そのまんまの色なわけだ。

かるさの『かぶり』か
羽織れる『まえあき』か

みんふのねまきは直線縫いでつくられる。
これは布からパターンを裁断する無駄が少なく、多くの人の体型に応用でき、また着続けるうちにほころびが出ても簡単に縫いなおせるというとても実用的なつくり方だ。和装や東アジアの民族衣装がそうであるように、大量生産以前の衣服では当たり前の方法だった。生地を無駄にしない、イワサキさんのリスペクトに基づいた選択だろう。

ただ、パターンの工夫をしていても、直線なだけにはじめて着るときは生地が体に沿わないと感じるかもしれない。生地のコシが抜けるまで育てる感覚で逆に変化を楽しんでいただきたい。
またジェンダーレスのサイズ展開のため、通常のレディースのねまきと比べると上着がゆったりしたつくりになっている。ねまきなのでゆったりに越したことはないけれど、万人の好みを反映するのは難しく、好みと照らし合わせて検討していただきたい。

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『かぶり』は、簡素なプルオーバー

『かぶり』のよいところは、着心地が軽いこと。
特にうつぶせ寝派の方、寝相がダイナミックな方にはこちらを強くおすすめしたい。ボタンがない、生地の前合わせがないだけで、こんなにラクなんだと感じられるはず。そういえば脱いだり着たりできなくてもいいよな、という方もかぶりで決まり。

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『まえあき』は、クラシックな開襟

『まえあき』のよいところは体温調整ができるところ。
お風呂上がりには羽織っておいて、ほてりが冷めたら袖を通すという従来のねまきの利点を踏襲している。週末などにねまきで過ごす時間が長い方にはこちらの方が便利かもしれない。

みんふ

ねまき〈岡山県産綾織・通年〉
∨ 生地感・詳細∨ サイズ展開∨ 配送方法・その他
綿100%
無農薬綿ですがオーガニック認証は取得していません。認証はとても厳しく、コストに反映される面も大きいためと思われます。
ほどよい厚みと密度がありながらもしなやかで柔らかく、真夏をのぞけば通年で着られる生地感です。内側はひやっとしないようほんのわずかに起毛を施してあります。冬はどうしても分厚いねまきを着たくなりますが、《布団と部屋を暖かく、ねまきは薄く》というのが快眠の秘訣だそうですよ。
ウエストは細ゴム2本、絞めたり入れ替えたり可能
ズボンに前ポケットつき
ジェンダーレス展開のためサイズが若干変則的です。全体的にゆったりしていますが、特に上着は通常のレディースと比べると大きめです。
以下は目安のため、くわしくはサイズ表と好みの着用感を照らしあわせていただくと間違いないです。ご相談も『お問合せ』より遠慮なくどうぞ。

・R/S 〜160cmまでの方に
・R/R 160cm〜170cmの方に
・R/L 〜180cmの方に


※モデル身長162cm
※単位はcm / 平置き採寸 / 多少の誤差あり
※サイズは『まえあき』『かぶり』ともに共通

《縮みについて》
洗濯で縦に少し縮みます。ワンサイズ変わるほどではありません。画像で見ると、162cmの私はR/Sでも良さそうですが、洗濯して着ていくと、R/Rがゆったりめのジャストです。R/Sも着られるのですが、丈が少し短めになります。

上着
R/S:着丈64、身幅55.5、袖丈43.5、裄丈75.25、アームホール31.25、袖口幅14.25
R/R:着丈72、身幅55.5、袖丈46.5、裄丈75.5、アームホール32、袖口幅15
R/R:着丈80、身幅58、袖丈51.5、裄丈80.5、アームホール33.5、袖口幅16.5

ズボン
R/S:総丈93、ウエスト(ゴムが入った状態)65、ウエスト(伸ばした状態)100、尻囲102.5、股上28.5、渡り32.5、裾幅23.5
R/R:総丈98、ウエスト(ゴムが入った状態)75、ウエスト(伸ばした状態)100、尻囲110、股上30、渡り35、裾幅25
R/L:総丈108、ウエスト(ゴムが入った状態)75、ウエスト(伸ばした状態)100、尻囲110 、股上33、渡り35、裾幅25

『みんふ』には、さらに身幅がゆったりとW/R・W/Lの展開があります。在庫があれば取り寄せできますのでお気軽にお問合せください。
配送方法 宅配便
ギフトラッピング 袋に入れて包装
生産国・メーカー国 どちらも日本
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店頭でのお買い物と同じように、できるだけお応えしたいと思っています。


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