PVCカードケース 拡張ケースセット # VE01

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ANDADURA

PVCカードケース 拡張ケースセット

PVCのカードと拡張カバーのセット。
カードと名刺のサイズの誤差を生かし、PVCにはカード、本体には名刺が共にジャストサイズで収まります。
カードの他にも良く持ち運ぶ小さなものもファスナーに収まります。
散らばりがちなものを一つにまとめて、持ち運ぶためのケースです。

∨ 素材∨ 収納力・サイズ∨ 色展開∨ その他

ビニロン、PVC(ポリ塩化ビニル)、ゴム

撥水性のあるビニロンで、洗濯、アイロン可能(中)です。
PVCは岡山の河上商店が作っています。

ビニロンとは?

※ANDADURA山本さんのブログから転載します

いろいろお話ししたい事はありますが、ひとまず、
ビニロンという素材について書きます。
おそらくは皆聞きなれないと思いますので・・・

といっても、ビニロンの特性云々ではなく、
「ビニロンとわたくし」みたいな事を書こうと思います。

わたくしがビニロンと初めて出会ったのは、
2014年の6月20日前後の事です。
こうやって、日にちをさらりと言えるのは、ビニロンに出会った日のことを
ブログに書いていたからで、そのブログには「恐ろしく良いナイロン素材」
とあります。まだ、よく分かってなかったのですね。

その日のブログには

益子に帰ってからも、ずっとそのナイロンの事を考えてしまう。
これは、恋だと思う。ただ対象が女の人じゃなく、ナイロン素材。
夜も眠れぬ、とまではいかないけど、ずっと考える。

「なんかご機嫌だね。」と言われたりしたけど、
そりゃそうだ。だって恋してるんだもの。

とあります。
その後も浅草の仕入れ写真の代わりに晩御飯の写真を載せて、

だって恋をしてノリノリなんだもの。

と締めている。

まぁ、ここで、言いたいのは、初期衝動というか、
惚れ込んだ素材なんだって事です。

恐らく、ビニロンがどんな特性を持ってようと、
それに合うものをひねり出して、作ったと思います。

それにしても、最初にビニロンを見たのは、
A4くらいの小さなサンプルだった気がする。
通常、巻きで大きな面積で見れるけど、すごく小さいサイズを見て、
よくここまで思い込めたな、と思う。
A4サイズの一目惚れ。

恋は盲目というか、我ながら(5年も経ったら、別人ですよね)
トランスしているなと思う。

そんなビニロン素材で、ようやくお披露目出来る事になりました。
このシリーズは、確か2018年の3月から作り始めたものです。
なんだかんだで、ようやくのリリースとなりました。

ここで「ビニロンとわたくし」という事から少し離れて、
ビニロンについて書こうと思います。

「美尼羅牟(ビニロン)頌板画柵」という棟方志功氏の作品がある。
これは、クラレの大原社長が、
「ビニロンという新しい繊維をベースにして、大きな繊維の世界をつくる。」
というビニロンに込める思いを、板画で表現できないかと
棟方志功氏に依頼したものらしい。

最近宮本常一氏の、講演集を読んでいて、
「最近はビニロンというなかなか良い繊維が出て来て」
と書いてあって、ビックリする。

古いアイロンを見ると、
中と高の間に、小さくビニロンと書いてある。

ビニロンはとっても古い素材なんだなと改めて思う。
1939年に製造に成功、とある。1939年となると
今から80年も前の話である。

こうやって書くと、すごく古い素材に感じるけど、
2014年に見たときは、すごく新鮮な素材として見ていた。

別に懐古主義で素材を選んだわけではなく、
単純に惚れ込んだって事です。
古くて新しい素材。

パッと見ると綿のように見えるけど、
麻のようなシャリ感もあって、でも綿でも麻でもない。

そんな素材で作った、
新作たちをお披露目いたします。

カード枚数:PVC8枚 + 7枚 = 15枚
W101 × H71 × D22mm

・saxe
・charcoal
・renga

配送方法
・スマートレター(1個まで)
・レターパックライト(2個まで)
・宅配便
ギフトラッピング 袋包装(単品の場合)
生産国・メーカー国 どちらも日本

ANDADURAについて

※付き合いの始まった2016年頭に書いた紹介文なので、なんとも文体が若い!笑 あえて、当時のまま転載します(bollard 五十嵐)

ANDADURAの山本さんは、革作家というより、小さいけれど遊び心に満ちた、住み心地のよい家をつくる建築家のように私には見えます。
彼のつくる家はどれも味わい深く、住人も楽しそうに住みこなしている。そんなイメージ。

たかが財布、かもしれませんが、そのくらいひとつひとつの形態に山本さんの熱量が注ぎ込まれていると感じます。
今は住宅がメインですが、そのうち美術館も手掛けるかもしれません。なんちゃって。ともあれ、これからつくるものへの広がりも含め、本当に楽しみな作り手のひとり。

そうそう、ANDADURAとの出会いはなかなか運命的です。
以前から財布を愛用していたので、連絡をして益子まで会いに行こうと思っていたところ、なんと山本さんの奥さまがbollardに偶然いらしてくださったのでした。
旦那さんが革の仕事をしていて、しかも益子から岡山に越して来たとおっしゃる、、もしや!と思ったら大当たり。
岡山に越してらしたなんて、もう色々重なりすぎて、キャーキャー喜んでしまいました。

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・実店舗と在庫を共有しているため、稀に在庫切れでもご注文できることがあります。その場合は、キャンセル連絡をします。できるだけそのようなことがないよう努めます。
11/19までbollard本店にてイベント開催中
 
▼このシリーズを作り始めたきっかけ▼チャットインタビュー▼AYANO REPORT

※ビニロンシリーズのカタログ冊子に掲載の文章

_____に風を通す

風通しのよい場所にいるとこころもからだも軽くなる。

このシリーズのはじまりは、みんなの使っているお財布が使いやすくなるアイテムを作りたいと考えたことです。

普段使っていないカードを分けお財布を軽くすること。
シーンによって使い分け出来ること。

その思考と手を動かす中で“お財布に風を通す”という言葉が生まれました。

ずっとこのことばを旗に掲げ作ってきましたが、
お財布という言葉を取り
_____に風を通すにしました。

お財布に限らず、みなさんの生活になんらかの風が通れば、と思ったからです。

とっても小さなお財布ですが、たくさんの風が生まれることを願っています。

ANDADURA 山本祐介

Instagramのチャットで雑談するようにインタビューしてみました(bollard 五十嵐)


9月21日 午後6:16
五十嵐
こんばんはー。
実験だと思って気軽にいきましょう!
即レスじゃなくてもお互いOKで!
山本
こんばんは。
はい。気軽に!少しずつ合間に進んでいくのがいいですね。
五十嵐
まず、おそらく、ANDADURAや山本くんを知るほとんどの人が、革の作家だと思ってるんじゃないかと思ってて、今回ビニロンのシリーズを出すことを意外に思う人が多いんじゃないかな、と。
山本
はい。前は帆布も作ってましたが、廃盤にしたので革の作家です。もともと中学の頃にミシン貰って、いろんな素材で作ってました。
山本
AYANO REPORTにありましたが、筆箱を作るから会社やめますで、その後に革を始めたんです。革に対する憧れとか、革が好きとかの理由ではなく、ミシンで縫うなら革やってみるか、なノリです。その会社やめて、自分で作ってお店さん回ったんです。23歳くらいの頃です。
いくつかのお店さんは気に入ってくれたんですけど、その時に自分に引き出しがないことに気がついて、それで引き出し増やす意味合いで革にいったって感じです。
五十嵐
僕なんかは山本くんと結構話してきたから、ビニロンの話を初めて聞いたときには驚かなかったし、むしろ、そりゃそうなるよね、とか思ったくらいなんだけど、山本くんにとっての革とかビニロンなどの素材って、どういう位置付け、存在なの??
山本
位置付けですか、適材適所といいますか、革は重いので鞄は作らないだろうと、独立当初から思ってました。自分でも重いので持たないですし。
なので、カバン作りたくなる素材はずっと探してました。結構フラットに素材を見たいです。どっちも同じようにみてます。
ただナイロンとかビニロン とかそういう素材の方が作っていて、自分らしい素材だな、とは感じます。
五十嵐
たしかに山本くんらしい 笑
山本
そうそう冊子に載せるこのシリーズの作り始めたきっかけ文章です。


_____に風を通す

風通しのよい場所にいるとこころもからだも軽くなる。

このシリーズのはじまりは、みんなの使っているお財布が使いやすくなるアイテムを作りたいと考えたことです。

普段使っていないカードを分けお財布を軽くすること。
シーンによって使い分け出来ること。

その思考と手を動かす中で“お財布に風を通す”という言葉が生まれました。

ずっとこのことばを旗に掲げ作ってきましたが、
お財布という言葉を取り
_____に風を通すにしました。

お財布に限らず、みなさんの生活になんらかの風が通れば、と思ったからです。

とっても小さなお財布ですが、たくさんの風が生まれることを願っています。
山本
あっ、僕は自分に師匠さんがいないので、素材が師匠と思ってます。
革なら革の作り方、ビニロン はビニロン の作り方、それぞれ違っていて、その素材が作りかたを教えてくたり、考えるきっかけをくれたり、いろんな素材を使いたいのはそういう意味もあります。
五十嵐
素材が師匠かあ、なんか納得。
山本
ビニロン の作り方って革では絶対出来ないですから。あとエフスタイルさんとの仕事では、ポリエステルでも作ってます。
ポリエステル結構好きです。
五十嵐
5年くらい?前にビニロンみつけたときは、あたらしい師匠みつけた!この人のもとで修行してみたい!って感覚だったってことだね、たしかにその出会いはデカいねー。
山本
ビニロンは恋人を見つけた感覚でした。5年くらい前ですね。なかな成就しない恋でした。
(※山本くんのブログにて、恋に落ちた瞬間を詳しく知れます 五十嵐)
恋っていうのは、ずっと何作ろうかって素材の事ばかり考えてしまいますから。
実際に作る段になって、触れていると師匠になります。
五十嵐
師匠というよりパートナーなのかもねー。
山本
PVCにケース付けようと思って、ぱっとビニロンが浮かびました。
なかなか時間がかかるものですね。
9月22日 午前8:37
五十嵐
「みんなの使っているお財布が使いやすくなるアイテムを作りたい」が今回のビニロンシリーズのはじまりとのことだったけど、そのあたり詳しく聞かせてください!
9月22日 午前10:12
山本
今回のシリーズで最初に作ったのはPVCのカードケースです。イベントで販売していると、どうしてもその人の容量でしかオススメできず、
「こっちが好きだけどこっち」
みたいに好きなお財布を選んでもらうのが難しく、それをどうにかしたいなと思ってました。

結局容量ってカードですから、まず使わないカードを別にすれば、(持ち運ぶなり、家に置いておくなりして)お財布を好きに選んでもらえるし、お財布自体も使いやすくなります。なので、お財布を一型作るよりも、お財布が使いやすくなるアイテムを作った方が多くの人が幸せなのでは、と思いました。
山本
ただ、そのアイテムを革で作って、+8,000円とかになると、あまり意味がないというか、説得力がないので、気軽に使ってもらえるPVCにしました。
岡山の工場さんで、金型から起こして作ってます。地味ながら気合い入れて作りました。
五十嵐
コンマミリ単位で試作繰り返してたもんね 笑
山本
ビニロンシリーズはその延長ですが、もっと自由で、例えば、マルチケース をメインで使いたい方がいて、お札は折りたくないって人がいてもビニロン長財布との併用で、可能になります。今回のPVCとビニロンがある事でラインナップが有機的になる、ということも意識してました。
五十嵐
ラインナップが有機的ね!
山本
作っていて思ったんですが、PVCがある事ですごく自由に作れるんです。カードの容量はあまり気にしなくていい。
それで、できる事がぐっと増えました。今回の新しい革の長財布(LGW11)もPVCの援護射撃があって自由に作れました。

あと、スマホ決済などが普及して、ビニロン の極小タイプのものは、お札の事も前よりは気にせず作りました。
なので、これまでのお財布の使い勝手ってものから、少し自由に作れた気がします。
山本
これ、答えになってますかね。
これまで、お財布単体を作ってきましたが、ひとつ次元を下げて、お財布を使いやすくなるものにチャレンジしました。
高校生の頃に読んだ、「バカドリル」とか「ターゴ輝の頭の体操」なんかが影響しているような気がしてます。
9月22日 午後4:57
五十嵐
答えになってますよ!

ユーザーも自由になるけど、山本くんも自由になるんだね、おもしろい。

山本くんも言ってるように、ちょうど今ってキャッシュレス社会の夜明け前な感じで、財布の在り方を再考するタイミングなのかな、と。

実際に僕も1年前からビニロンのコンパクトなのを試用してるけど、これとiPhoneあれば事足りるのよね。

それまではファスナーミニ財布使っていたけれど、もう戻れない 笑

人それぞれだろうけど、僕にはこのビニロンはまさに!な仕様です。
9月23日 午後0:07
山本
自由に作れました。キャッシュレスでお財布の立ち位置もまだ定まってないですよね。
定まってないからこそ、こちらから提案が出来ると思いました。そんな機会ってそんなないぞ、と。
あと自分が提案した使い方が数年後に、答え合わせできる幸せ。
合ってるにしろ、間違っているにしろ、自分がどこを見誤ったかが分かる。
自分の想像力を試す、よい機会だなと感じてました。数年後が楽しみです。
9月24日 午前7:20
五十嵐
これは僕の偏見かもしれないけれど、山本くんみたいに自分で手を動かす作家さんの多くは、そこまで未来を見て物作りしていないと思うんだよね。

それは悪いことじゃなくて、今作っているものが数年後にも同じように使われている可能性が大きいからで、例えば箸を作っている人が自分なりに箸の答えをみつけたら、そこからの大きな進化って起こりにくいよね。

でも、財布って、時代によっても在り方が変わるし、ライフスタイルによっても変わるし。
五十嵐
何はともあれ、数年後を見据えながら、提案型のものづくりをしている山本くんの立ち位置、ほんとおもしろいと思う!

そういう意味でも、今回のビニロンシリーズを出すことの意義は大きいなあ、と勝手に思ってます。
9月24日 午前10:29
山本
今回は未来を見て制作できるタイミングでした。前は、お財布はこう、っていう型が自分の中にもありましたし、(自分の思い込みも含めて)固定している気がしていましたが、
やはりいろんなものが変化している時なんだと思います。そういう時は型がゆらいでいるので、いろんな事が提案出来るんだと思います。

まぁ、この容量のこういうお財布作ろうって思って、しっかり潜って作るのも好きです。
新しいカタチを作る時に「潜る」ってつい言ってしまいますが、今回もしっかり潜りました。
山本
少し前にポーチ作ってたんですが、それは、山本比っていう比率を自分で作ることから始めました。
見た目の気持ち良さと、使い勝手の重なる比率を見つける旅でしたが、
道の駅で偶然見た木っ端を見た時に、ぐっ〜と進みました。
ほんといろんな切り口を自分で(勝手に)決めて作るの好きです。
そうしないと飽きますから。飽きないように違う切り口を見つけているという感じです。
今回はたまたま、そういう作り方になったという実感です。
山本
今回のビニロンシリーズは最初期の(ダサダサの)マジックテープの時から見てもらった五十嵐さんのところでお披露目出来る事が嬉しいです。
「あと2割良くなります。」って4回くらい言った覚えがあるので、
最初から考えると、8割くらい良くなっているはずです。たぶん。
9月26日 午前8:32
五十嵐
僕もビニロンが世の中に出るの、すげー嬉しい!!

山本比は面白いね!

僕自身もものづくりしてきたり、経営してたりするから、潜るってのにはしっくりくるし、同じようなアプローチしてるかなあ。

でも、これって、本当は普通のアプローチなんだと思うのよね。

つくる側じゃなくても当てはまるかなあ、と。
五十嵐
例えば、店頭で接客してるとたまに出会うんだけど、何度か見に来てやっと買っていったり、逆に迷いなくすっと手にして買っていったり、これどちらも潜ってると思うんだよね。

前者はまさに潜ってる最中で、後者は普段からちょいちょい潜ってるんじゃないかなー、と。

ビニロンシリーズは、このどちらにも喜ばれるんじゃないかと今から楽しみです!
山本
潜るとか、入り込むとか言いますね。最終の細かい微調整は出し入れと言ってます。
ビニロンもPVCもどういう風に潜ったか、結構追体験して貰えるかなと思ってます。
PVCのゴムの付け方、穴の開け方やなんかは、僕が発見して嬉々としている体験を(そのままとは言いませんが)味わってもらえるのかな、と。
ビニロンもほとんどが、一枚の生地を折り返して作っいるワンパーツものですが、これなんかも気がつくと「わっ、これ頭おかしい。」って思う方もいるのでは。
山本
しかし自分でも思ってましたもの、時間が経って改めて作ると、作り方分からなくて、「これ、頭おかしいぞ」って。
単純にギミックとしてのワンパーツではなく、縫いが内側に隠れて、縫いから壊れることはないですし、綺麗ですし、その辺りも、見てもらえたら嬉しいです。
見にというより、潜りに来てもらえたら嬉しいです。僕もお披露目ですので、あれこれ聞いてみたいです。
最近は使っている人の声や、フィードバックがこんなにも有難いものかと、痛感してます。
アンケートも作って、いろんな声を聞きたいです。
しっかり役に立つものを作りたいと思う、今日この頃です。
五十嵐
あらためて思うのは、山本くんて、どちらかというとインターネット的だな、と。

オープンだしインタラクティブだし。

今回のお披露目で手にした人たち、みんな巻き込んで商品改良、開発できたら、面白くなるかもですね。

アンケートと言わずに、いきなりLINEグループとか作っちゃって、その中でアンケートとったり、意見交換したりしたら、もっとよくなるんじゃないかなあ。

うん、その方が面白そう!
継続性もあるし。
9月27日 午前8:31
山本
声聞きたいなと、強く思い出したのは最近なんです。今回は綾乃の声も結構取り入れてます。
ほとんど完成ってあたりで聞くので、結構頭に血が上りやすかったりします。
ただ、開発の球数が少ないので、もっと新作作れる状態にしてないと、楽しんでもらえるか、というのもあります。
どこまで声を取り入れるのか、少しずつ進めたい角度です。
9月27日 午後0:17
五十嵐
新作でなくとも、ちょっとした改善にユーザーの声はとっても重宝しそうだよね。

なにかよい仕組み作れたらよいなあ。

ちなみに、今回取ろうとしてるアンケートはどんな内容なの??

具体的な項目とかじゃなくて、目的というか。
五十嵐
ちょうど今読んでた知り合いのインタビュー記事が、まさに山本くん的だなあ、と。

時間あったら読んでみて!
ちょっと長いけど、ぜひ最後まで!

https://growthhackjournal.com/smooz-interview/
山本
アンケートは生活の中で不便を感じている箇所(こんなのあったらいいのに)と、ANDADURAに制作して欲しいアイテムです。
声が聞いてみたいのが、具体的な作り云々よりも、アイテム選定に関わる事です。

何を作るか、っていうところが自分でも凝り固まっているなと思います。例えば、保冷ケースや、レジバッグなんかは良いのが無いです。でもこれを自分が作るかというと、なにかリアリティが無い。
なので、作るアイテムが似たり寄ったりになる。似たり寄ったりになると、考える事も同じような事を考えるようになる。

なので、ここいらで、アイテム選定をもっと自由にしたいという思いがあります。
別に、お財布、カバン以外も作って良いわけですし。ちゃんと役に立つもの作りたいと思うので、それなら、不便に感じる事を聞いてみたいなと思うわけです。
これ必要!って声がしっかりリアリティになれば、作ります。
山本
そうそう、
http://dediodays.seesaa.net
のラジオ面白いですよ。作業のお供に聞いてますが、五十嵐さんも是非。
インタビューも見てみます。
山本
あと、前の五十嵐さんのLINEグループの話で思ったんですが、ちゃんと新作なり新しい事に取り組める環境を作るとすると、今回のビニロンにしても、値付けが大事だなと思いました。
どうしても、がっつり制作をベースに値付けしているので、余裕が持てる価格にして、しっかりそういう時間を持てるように出来たら
と思い始めました。

前に、価格を伝えた時に安い、っておっしゃってましたが、どの位が程良いと思いますか?ビニロンシリーズは手に取りやすい価格にしたいと思いますが、がっつり制作で値付けすると、なかなか新作タイムが取りにくかったりもしますので。アンケートも取って、カタチにしていくのであれば、価格も考えて
今後の形を作っていきたくもあります。
9月27日 午後4:18
五十嵐
アンケートを以って野に出るということなのね!

いいね!
アンケートに答えてやアイデアを求めずに、それを肥やしにして己の中に答えを求める感じ。

価格は、今回山本くんが決めたのがよい頃合いなんじゃないかなと思ってます。
ただ、それが無理ある値付けなのであれば、考え直した方がよいかもだけど。

あとは、化繊と皮革に対する世間の先入観、固定概念のギャップをどうやってかわすかですね。
山本
そうですね。アンケートは自分の固定観念みたいなものを壊してくれそうで、同業の人見ると、だいたい小物、カバンで、まぁ、修業先がそういうアイテムもありますし、おそらく単価を高く出来るアイテムというのもあるでしょうけど、アイテム選定の固定具合ってかなり強力な気がします。
それを壊してくれるのは、アンケートかと。

価格は今実際に個数作っていますので、もう少しシビアにみてみます。
伝えた価格いい頃合いですよね。機材入れて個数作れる方向も考えてみます。
リリースまではじっくり考えます。
山本
あと、素材の先入観ですが、ビニロンを出すにあたって、自分にとって革の見方もしっかり伝えるのも一つかなと思いました。
例えば、革はといえば、経年変化、味が出るとなってます。
クロム鞣の味の出ないものも、こういう見方されますよね。
ただ、僕は革は、しっかりとした厚みを持った切りっぱなしで使えるしなやかな素材、という意味合いが強いです。なので、それ程経年変化をうたってはないです。
やはり全体でみると、経年劣化の箇所もありますので、手放しに変化をうたえない性分です。
修理などで使い込んだもの見ると、いいなぁとは思いますが。

そういう意味でビニロンは、適度な張りのある、古くて新しい素材って認識です。
経年変化も好きです。
麻のようなシャリ感もあって、綿っぽさもあって、しかしどの素材とも違います。
ビニロンは適度な張りがあるので、薄地でもしなやかです。
なので、今回のような機能を盛り込めるわけで、適材適所という言葉に尽きる気がしています。

革もすっごく昔はおそらく、経年変化なんて概念がなくて、その厚みとしなやかさを適所に使っていたんだと思います。
その目線でビニロンも見てもらえたら、って思いますが、固定概念は内面化されているので、そう簡単にはいかないですよね。
バットはゴムで作らないし、ホースは木で作らない、っていうすっごく単純な話なんですけどね。
9月30日 午前7:38
五十嵐
適材適所の考え方、めちゃくちゃ分かる!

そこには時代というか、そのタイミングでのテクノロジーやライフスタイルも大きく関係してくるよね。

財布に限っていえば、前に話したように明らかにキャッシュレスに向かっているわけで、そういった時代の中では従来の財布とは違う機能性がきっと合うだろうし、そうなると適材も変わってくるだろうしね。
五十嵐
山本くんと話してると、なんというか、いわゆる作家さんじゃないんだよねえ。

もちろんある部分では一流の作家であり、作り手であり技術者なんだけど、本質的にはなんだろう、とにかく違う職種なのよ 笑

カテゴライズには意味ないから深掘りしなくていいんだけど、そういう意味ではやはり今の人なんだろうなと思います。

ちゃんと世の中の変化に目を向けてるところが!
9月30日 午前11:14
山本
革には革の良さがありますし、ビニロンの小さいお財布には、その良さがあります。なのでどっちかのみに振り切らず、両方出すことが大切かなと思います。その総体ANDADURAで、両方あるから出来ることを掘り下げていきたいものです。

あと、スマホにお財布機能が集約すると、お財布の価値観が「お財布だから良いものを」っていう見方も、もう少しフラットになるのでは、と想像してます。その上でビニロンでした。
山本
そうそうインタビュー読みました。面白い方ですね。
そして面白そうな仕事ですね。iPhoneという箱があって、その中で工夫する、というのが
面白いですね。

お財布が無くなるとか、言われながらもお財布を作ってる自分がなんとも言えない感じしたよ。
今後お財布以外を作るにしろ、これは作っておきたかった、という事ですね。
自分自身が変化するのって結構大変で、世が変化すると自分も変化するっていうのが面白いです。
おしまい

※2年ちょっと前に京都・ロクさんでの展示をきっかけに山本綾乃さんが綴った冊子
※ウェブページとして掲載しようと最初は思っていたのですが、冊子のアナログな感じがよいので、キャプチャ画像で掲載してみます














































ANDADURAのビニロン・PVC製品