手吹きガラスの網目一輪挿し（中）

道具のアルバム

ひとつひとつ手吹きで形づくられた、球体がかわいらしい一輪挿しの丸壺。

しっかり安定した器とすぼまった口は草花が活けやすく、水がきらきらと美しく、草花もいきいきとして見えます。

ちょうどグレープフルーツくらいの片手に乗るサイズで、小ぶりな食卓やデスクでも使いやすく、店のカウンターでも出番の多い器です。

表面には網目の模様がつけられています。

作り手のこと

ガラスのコップを使いはじめて、飲み物を注ぐこと、眺めること、飲むことが、コップひとつでこんなに楽しめるものかと驚きました。

朝には窓から差し込む光を受けてきらきらと光ったり、夜の薄明かりには液体と一緒にガラス自体がゆっくり動いているように見えたり。
毎日使っていても新しい発見があるような、面白い器です。

作り手の石川硝子工藝舎・石川昌浩さんの仕事場がある早島町はbollardから車で30分ほど。
できたよ〜と連絡をもらい会いに行く。まるで農産物の受け取りのような距離感も何かいいなあと思っています。

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製法・素材の注意点

・ひとつずつガラスを吹いて制作するため、サイズや厚みや重さなどが多少異なります。このページの写真と同じ品物が届くわけではありません。
・現状在庫の詳細写真をご希望の場合は、お問合せフォームかletter@bollard.jp宛にお気軽にご連絡ください。
・底面にポンテ跡があります。これは鉄の竿からガラスを外す際にできるもので、手吹きガラス特有のものです。
・気泡や黒い点のような焦げが入っている場合がありますが、手吹きガラス特有のものです。

お近くの方はぜひ実店舗（岡山・宇野港）まで実物をご覧にいらしてください。