2019年は「亥」の年。
張り子の面
迫力の中に愛嬌がのぞく、実に縁起の良い表情です。
色はイノシシらしい『茶』と、縁起物らしい『赤』の2色で、それぞれ大・中・小があります。
店頭では、大人は赤、子どもは茶と人気が見事に二分していますので、ご家族で相談なさっても良いかもしれません。
また例年、2色を対として飾ることも勧めしておりますが、今年は1色をドンと飾っていただくのが個人的なおすすめです。
土人形
打って変わって、可愛らしいうり坊たち。
ピョーン!っと藪から飛び出してきた勢いがよく表現されています。
色は、『茶』『ベージュ』『黄』『赤』の4色。
こちらは1匹でも縁起物としては十分ですが、対や何匹かですとより楽しく飾っていただけるかと思います。
手作業で作られるため、ひとつひとつ表情が違います。どんな子が届くかはお楽しみ。
ほとんどお一人での制作なので、年に一度、送っていただいた分で在庫は終了です。
「縁起物だからしんどくなるほど作ったらいけん」と。その心持ちが私たちは大好きです。
ということで、お早めにどうぞ。
現代の概念と異なるため、一言で説明するのが難しいのですが、十二支は、もともと年を数えることが困難だった古代の中国で、木星が地球の周りを約12年で1周することから、年を数える方法として生まれた数詞だったんだそうです。
後の時代に人々が覚えやすいよう、十二支に動物を割り当てたんだそうです(異説あり)。
数詞としての役割がほぼ無くなった今も、縁起物や民話などで残っているのですから、動物の親しみやすさが功をなしたのだと思います。
もし動物でなかったら、私たちまで伝わってきてなかったかもしれませんね。