吹きガラスの剣先コップ。
剣先は、明治・大正期の吹きガラスの型として流通していた形。
石川さんは吹業20年の節目にこの剣先の型を工場から譲り受け、新しく定番に迎えました。
時代の流れの中で無くなっていく形を受け継ぎ、さらに自分の形としていくおもしろさ。
剣先が美しく見えるバランスで高さがつくられています。
size / care
小 Φ6.5 x h7.5 100ml(8分)
大きさはひとつずつ多少異なります
熱湯、食洗機、乾燥機、研磨剤入りの洗剤はお避けください
吹きガラスの製法上、気泡や灰が見られる場合があります
また底部にはポンテ跡があります
about 石川硝子工藝舎
岡山県・早島市に工房を構える石川硝子工藝舎、石川昌浩さん。
毎朝日の出より早い時間に起きて真っ赤に燃える炉に向かい、午前中いっぱいガラスを吹き続けます。
ヘッドホンから流れる音楽に身を任せ、頭が空っぽのときがよい器が吹ける状態なんだとか。
東京都出身。
倉敷芸術科学大学で小谷眞三さんに師事しガラス工芸を学ぶ。
19年に吹業20周年を迎えられました。