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毎日使いたくなる器

1+0の器

毎日使いたくなる器

「1+0(イチタスゼロ)」は、陶芸家の伊藤環さんが新しくはじめたプロダクトのシリーズ。
「プロダクト」と言っても、機械ではなく、職人がロクロを使ってひとつひとつ作り上げています。

量産するには、まずはじめにデザインの完成度を高めておかなければなりません。
そうして考えつくされた器は、毎日使うことに対する陶芸家としての経験と思いやりが詰まっていて、どれもとても使いやすい。そして使うほどに使いたくなる、そんな魅力を持った器たちです。

作家渾身の作品もよいけれど、こういったプロダクトにこそ作り手の本質が現れるように思います。

作り手のこと

江戸時代の頃にあった、名も無き陶工(職人)がつくった庶民の日常の器にあるような魅力的な仕事を、現代でもできないだろうかーー。
作り手自身によるいわゆる作家物の器と、機械型の大量生産のプロダクトの、ちょうどあいだにあるような「質の高い」プロダクトを目指してはじまったこの取り組み。

自身の作家としての道を極めながらも、もっと広く人々使ってもらえる器のあり方も模索しはじめた伊藤環さんのこの取り組みを、私たちは興味深く見ています。

まだ始まったばかりですが、きっとよい方向に進んでいく。器を使っているとそう思うんです。