物は言いよう、物は見よう

[ 連載 ] 物のはなし
物は言いよう、物は見よう
物は言いよう、物は見よう

いつも近くにあったなんでもないような物が、ある日、急に邪魔になったり、
いつも同じ教室にいた子のことが、ある日、急に気になりだしたり。

そんなことってたくさんあると思うのですが、先日、店の買い物袋にいつものように店名スタンプを押していて、いつものように押し損じがたまに出て、気づきました。

スタンプの余白の広い部分があたってしまって、たまに汚れのような跡をつくるのですが、その跡が急に海に見えてきたのです。

霞んだ島の影と雲のような、海鳥もすこし飛んでいるかもしれないような、まるで瀬戸内海を見ているような。


感じ方ひとつで、欠点が欠点でなくなることもあるんだなあ、と。


基本的には余白の部分がついてしまわないように押しているので、もしこの海景に出会えたらラッキーということで。