でじたる時計

エッセイ
でじたる時計

いつからか、腕時計をしなくなった。
おそらく携帯電話を持ち始めた頃からだろうか。

それに続くように、いつからか、アナログの時計を見ることが減った。


それから数年が経ち、いつからか、たまにiPhoneの時計アプリのアイコンで時間を確認するようになった。

さすがにロックされている時は待ち受けのデジタル表示で確認するのだけれど、何かの操作をしているときにはわざわざホーム画面に戻り、どうしても時計アプリのアイコンで時間を確認したくなる時がある。

たしかに手間なのだけれど、部屋の壁に掛けられた時計を探すのと同じくらいの手間なので苦にはならないし、なんならアイコンを眺めながらニヤけることもしばしば。


時計を見ながらニヤけるシチュエーションって、だいたい楽しいことや幸せなことが近づいている時だなぁと気づき、またニヤける。


3月14日
宇野港そばの臨時映画館にて