幸せすぎるくらいが、丁度よい

エッセイ
連載もの(仮) #5 幸せすぎるくらいが、丁度よい

常々、多すぎはよくないと思っているのだが、多すぎるくらいが丁度よいと思えるものがある。

鯛焼きや大判焼きの餡がそれ。
ひとくち目をかじると同時に餡がはみ出るくらいが丁度よい。

他にも多すぎるくらいが丁度よいものがあるかな、と考えてはみるものの、それが意外とみつからない。

よくよく考えると「多すぎるくらいが丁度よい」というバランスは、奇跡なのかもしれない。
だって、多すぎるんだから、そもそも丁度よいわけがないわけで。

多すぎるくらいが丁度よい、と言えるものを新たに見つけられたら、それはきっと幸せなことなのだろうな。


2月28日
倉敷で食べたえびす饅頭を思い出しながら、宇野港にて