選択肢のはなし

[ 連載 ] 物のはなし
選択肢のはなし

NIKEのスニーカー「AIR MAX」が一大ブームのころ、私はちょうどオシャレに敏感な中学生で、中古でもいいから欲しい!と小遣いを握りしめて下北の古着屋をまわっていました。
結局、中古でもとても手が出なかったのですが、そのときに手に入れた別のスニーカーを長いこと大事に履いていたのを今でも覚えています。

大人になってスニーカーくらいは自由に買えるようになりました。
けれど、スニーカーはデッキシューズだけを履く、と決めています。思い返せばもう10年近くそうして過ごしてきました。

時間は有限だから、減らせる選択肢は減らしておく!なんて言うと、いかにも忙しそうですが、選択肢が多すぎて履きたい一足が決められそうにない、というただ優柔不断なだけなんですけどね。

お気に入りのデッキシューズをみつけた今は、もう迷うこともほとんどなくなりました。